
ホームページをリニューアルする時、法人(BtoB)向けのホームページなのか個人(BtoC)向けなのかで考え方は変わってきます。そこで両パターンにおけるリニューアルで重視すべきポイントについてご紹介いたします。
「BtoB」ホームページのリニューアルでは説得力を重視

BtoB向けのホームページをリニューアルをする場合、お客様の課題をどう解決できるのかを「わかりやすく」訴求することが重要となります。
BtoB向けのホームページはBtoCと比べると多くのアクセス数は見込めませんので、いかに訪問いただいたユーザーからリードを獲得をして成果を出すことが大事です。
極端なことを言えば、見られているページ数や滞在時間ではなく、資料ダウンロードや電話での問い合わせなど、どれだけのアクション(CV)につながっているかで評価しましょう。
ビジネスマンは忙しい人が多いですので、ホームページを見ながら電話で問い合わせする人も多いですし、できるだけすぐに必要な情報を知りたいと考えているものです。
ですので、ヘッダーやフッターなど目立つ位置に問い合わせボタンや電話番号などのアクションを促すコール・トゥ・アクション(CTA)を必ず入れましょう。
また、BtoBホームページにおけるデザインの役割としては信頼性を伝えることです。
個人向けのLPのようにあおって興味をもたせる必要もなく、むしろ仕事として(しょうがなく?)情報収集している人がほとんどですので、重視されるのは必要としている情報をいかに早く見つけられるかです。
もちろん「この会社大丈夫なのか?」と思われないぐらいのデザインクオリティは必要ですが、自分たちが思っている以上にデザイン的なものをユーザーは気にされていません。
ビジネスユーザーをターゲットとする場合のセオリーとしては、ホームページのデザインにこだわるより、製品やサービスの仕様・価格・利益に関する数字が重視されると覚えておきましょう。
まとめると、BtoB向けホームページのリニューアルでは、お客様のどのような課題を解決できる会社なのか、この商品を活用するとお客様にどのようメリットをもたらすのかを「わかりやすい」表現で訴求して、ホームページからのリード獲得を最大化できれば成功です。
「BtoC」ホームページリニューアルは、興味を最大化させること

BtoC向けのホームページリニューアルでは、「らしさ」の演出が重要なポイントとなります。
個人向けの商品では、ジャンルごとに、それっぽさなど「らしさ」があると思います。
- 親しみやすい
- かわいい
- カッコイイ
- 高級そう
- 老舗っぽい
など、お客様に自分たちをどう感じてほしいか、伝えたい世界観をホームページでどう表現すればいいのかをリニューアルの際にしっかり考えましょう。
「らしさ」を伝えるための色やレイアウト、写真や写真など欲求を刺激する魅力的なイメージや価値提案をしっかりと考えた上でリニューアルすることです。
また、BtoCユーザーはストーリーに感情移入しやすい傾向があります。ホームページでは、商品やブランドのストーリーを通じて消費者に共感を呼び起こしましょう。
もちろん、BtoCのホームページにおいてもコンテンツが大事なのは言うまでもありませんが、BtoBのようにスペック的な情報ではなく、感情や欲求に訴えるコンテンツです。
ビジネスユーザーとは違い自分のために何かを探しているユーザーですので、購買を促すための演出を優先させましょう。
その人たちが、たまたまホームページにたどり着いた時に、「そうこれこれ」と興味を持って見ていただけるホームページはどのようなものなのか、ユーザー目線で考えてカタチに出来れば必ず成果は出るものです。