パーソナルコンサルタントのホームページは成果が出やすい?

Webマーケティング
Webマーケティングシナリオ

パーソナルコンサルタントの方がホームページ経由で見込み顧客を増やしていくための戦略について、少し考えましたのでご紹介いたします。

パーソナルコンサルのWebマーケティング戦略

コンサルタントといえばビジネス向けのイメージですが、現在は自分の生活を良くするために活用する個人の人が増えています。

パーソナルコンサルの仕事としてはお金の悩みからライフスタイル全般に関する事まで様々な相談がありますが、そのような悩みを持った人は信頼できる専門家をネットで探しているので、ホームページを軸とした集客が一番効果があります。

そこでパーソナルコンサルタントのWebマーケティング戦略で、どのようなポイントを考慮したほうがいいか整理しました。

ペルソナの明確化

個人向けのコンサルであれば、法人向けコンサルティング会社のような大規模な組織ではなく、一人か数人で運営してるところがほとんどだと思います。
また、パーソナルコンサルの仕事は労働集約型ですので、あまり多くの相談が来ても困るはずです。

そうなると、量より質が高いリードを増やすことが重要になります。

質が高いリードを増やすには、自分の理想の相談者はどのようなニーズや課題を抱えて探しているのかを明確にしましょう。この部分がズレていると成約率が低い問い合わせばかりが増えてしまいますので、しっかりと時間をとってでも考えましょう。

ターゲットとなるペルソナを具体的にすればするほど、あなたを必要とする理想の人と出会える確率は高まります。

USPをわかりやすく伝える

あなたが何の専門家なのか伝わらないと、興味を持たれません。
まずは自分の専門知識やスキルを整理し、どのような価値を提供できるのかをホームページでわかりやすく伝えることです。

もちろんホームページのコンテンツが一番大事ですが、自分をどのように見せたいのかイメージ戦略も大事です。

親しみやすい人に見られたいのか、誠実な人だと伝えたいのか、ホームページから受ける印象も色やデザインで個性が伝わります。

自分でセルフイメージがしっかり掴めている人であればいいのですが、よくわからない人は周りの人や専門家に自分がどのように見えたら好感が持てそうかを客観的に分析してもらった上で、ブランディングに取り組んでいきましょう。

コンテンツSEO集客

ゼロからスタートする場合、最初は広告を使って集客する必要があるかもしれません。
ただ、長期的にはコンテンツSEOで自分の強みに興味を持つ人を集客していくことが、時間はかかるかもしれませんが重要です。

SEOのセオリーとしては「キーワードを意識して記事を書いていきましょう」と言いたいですが、ニッチな個人向けのコンサルタントであれば、そのあたりは意識せずに専門的な知識を定期的に発信していくことを優先したほうがうまくいきます。

可能であれば、それに加えて動画などでもコンテンツを増産して、専門性をアピールすれば、自然と見込み顧客は増えていきます。

ブランディング

継続的な事業として発展させるためには自分自身やサービスのブランド化が必要です。

短期的にはストアカやココナラなどのスキルシェアのプラットフォームを利用して集客することもできますが、これではショッピングモール内で価格比較されている通販サイトと同じ状態ですので、価格競争に巻き込まれない必要があります。

その解決策としては自社メディアとしてのホームページを育てることであって、そのジャンルでのパーソナルコンサルの権威として認められるような情報発信やメディア出演を行っていきましょう。
SNSや動画を使って専門的な情報を発信することで、多くの人にリーチできるようにもなります。

続きまして、パーソナルコンサルにおける代表的なジャンルでのマーケティング戦略について少し触れたいと思います。

キャリアコンサルティング

キャリアコンサルタントは転職やキャリアプランニングに関するアドバイスやサポートする人です。今は一生同じ会社で勤め上げるという人はあまりいないと思いますので、ほとんどの人が見込み顧客となります。

信頼できるキャリアコンサルタントを探している人は多いと思いますが、自分の理想の働き方を経験してきた人に相談したいと考えながら情報収集しているはずです。

ということは、これまでの経歴を軸に情報発信していくことが有効となります。
例えば、シングルマザーで営業をしながら子育てと仕事を両立させ、現在は独立して仕事も成功しているような人であれば、同じような境遇の人からの相談が増えてきます。

ペルソナがはっきりしますので、そのような境遇の人の目にとまるようにSNSなどで定期的に情報発信することで、ホームページのアクセスやリードは増えていきます。

ファイナンシャルプランニング

個人の資産運用や投資に関するアドバイスをするのがFPさんの仕事です。今の時代、豊かに生きていく上でお金はとても大事なのでいわばライフコーチングとも言える存在です。

ただ、お金のことを他人に相談するのは想像以上に勇気がいります。
なので、他の業種のコンサルタントに比べ、お金が関係する仕事は信頼感がより大事になります。

小手先のテクニックではありますが意外と有効なのは写真にこだわることです。
第一印象はとても大事ですので、写真は自分の個性を客観的に把握してくれる経験豊富なカメラマンに撮影してもらいましょう。

自分だけが写った写真だけでなく、シーンとしてペルソナに近い年齢や性別の人から相談されている風景も写真や動画で撮影してみてください。それだけでもかなり雰囲気は伝わります。

また、生命保険をただ販売している保険代理店と一緒のように思われないように、これまでの実績や知識量をちゃんとホームページで伝えるとことは言うまでもありません。

パーソナルブランディング

パーソナルブランディングのコンサルタントは、クライアントの理想の人生を実現するために専門的なアドバイスやプロデュースをする人です。

誰にでもできるような仕事ではありませんので、現状パーソナルブランディングを専門にしている人は少ないのが現状です。ただ、現在はメジャーなサービスではありませんが、これから伸びていくと思われます。

そのような総合的なパーソナルブランディングではなくとも、身近なものでいけばファッションのアドバイスをする人も個人のブランド構築や個性を活かしたイメージ戦略を行っているのでパーソナルブランディングだと思います。
他にも健康目標やライフスタイルに基づいた食事、運動、ストレス管理のアドバイスを行うコンサルも同様にパーソナルブランディングになります。同様に婚活や終活などライフイベント全般に伴うアドバイザーを求める潜在層も多そうです。

見込み顧客を増やすためのマーケティングとしては、例えばファッションを通じて個性のブランディングを行っているコンサルタントならビフォーアフターの写真をホームページにたくさん掲載すれば、その人のセンスや実力はある程度わかります。

もしカタチがないサービスの場合であれば、クライアントの強みや個性を最大限に活かしたアドバイスができるかどうかを伝えられたらいいので、定期的にオンラインでワークショップやセミナーを主催しましょう。そしてそこで自身の専門性をいかした役割や価値を提供することで興味を持つ人は増えていきます。

まとめ

自分一人で悩むより、パーソナルブランディングを日常で取り入れることで豊かな人生を歩むことができるという価値を伝えることがパーソナルコンサルタントのホームページではとても重要です。

また、パーソナルコンサルタントの仕事は、今ではほとんどオンラインで対応することが出来ますので、ホームページ経由で海外のクライアントを開拓することでグローバルに働くことも不可能ではありません。

パーソナルコンサルであれば、国内だけでなく将来的には海外展開も視野に入れた行動を最初から行っても面白いと思います。

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桑原 敬

この記事を書いた人

桑原 敬(Takashi Kuwahara)

代表/プロデューサー

2003年にフリーランスのWebディレクターとして独立。2006年に株式会社桑原敬事務所を設立し、数多くの企業Webサイトや通販サイトの構築やコンサルティングを手がける。
2006年からレベニューシェアでのWebプロデュースを軸としたビジネスを展開し、これまでコンサルティングを行ったクライアントの中には年商が10倍以上になった実績もある。現在はWeb以外の分野でも、働きかたプロデュースなど幅広い分野で活動を行っている。

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