
当たり前のことですが、ホームページからお問い合わせが入ることはありがたいことです。この1件のコンバージョンの大切さを忘れないことが結果を出し続けるためには大事です。
コンバージョンが入ることは当たり前ではない
ホームページを立ち上げたばかりの頃は1件も問い合わせが入らない日が何日も続くことがあります。朝、メールを受信しても問い合わせメールはゼロ・・・
不安を感じていても何も変わりませんので、どうすればコンバージョンが入るのかを試行錯誤した人も多いかと思います。

私たちのようなWebマーケティングのプロであっても実は同じです。
これがうまく回りだすと、毎日のようにお問い合わせが入るようになります。
ここで危険なのは、これが「当たり前」「永遠に続く」と思ってしまうことです。
冷静に考えるとそんな事はないと誰でもわかると思いますが、順調にコンバージョン数が増えてる時には、こういう勘違いをしてしまうものです。
そういう時は初心に帰ることをおすすめします。
あの不安だった日々の中でコツコツと更新したり、お客様の声を聞いたり、SEOの実験をしたり。最初の頃に当たり前にやっていたことを思い出しながら、1件1件の問い合わせメールのありがたさを感じることが結果を出し続けるためには大切です。
コンバージョンが減る前に出来ることを
順調にコンバージョンが増えていても、Googleの検索順位が大きく変動したり、思わぬ理由でコンバージョン数が減ってしまうことがたまにあります。
そのようなレアケースは別にしても、少しずつコンバージョン数が減っていくことはよくあります。そうなって焦る前に出来ることをちゃんとやっていたのかを思い出してみてください。
毎日のアクセス数は見てるという人は多いと思いますが、週に1回はGoogleアナリティクスでサイト全体の状態を細かく把握してますか?
最低でも
- ユーザーの最初の参照元/メディア
- ランディングページ(入口になってるページ)
ぐらいは前年や前月と比較しながら現状の把握と仮説を行うことです。
閲覧時間やエンゲージメント率、コンバージョン率をメディア別やページ別に細かく見ながら、ユーザーの質や関心がどのように変わっているかを見ながら考え続けていけば、危険信号に気がつくはずです。普段ないような大きな変化があったら、競合他社や新規参入の動きが要因だと気がつく事もあります。
大きくコンバージョン数が減る前に、このような変化に気が付き、対策を行うことで致命的なダメージを避けることが出来ます。
当たり前ですが、お問い合わせ数は
- アクセス数×コンバージョン率
の単純な計算式で決まりますので、問題があるのは集客なのかコンテンツなのか、外部要因と内部要因なのかを切り分けて考えれば、問題を発見すること自体はそこまで難しくありません。

コンバージョン数が減って慌てないためには、日頃から当然やって当たり前のことをただ続けるだけなのです。