ホームページはあくまでビジネスツールのひとつ
最初に作ってから時間が経ったという理由だけで、ホームページリニューアルをしたいというご相談をいただくことがよくあります。そのような時には
本当に今ホームページをリニューアルする必要はあるかを、もう一度一緒に考えてみましょうか。
このようにお話することがあります。
なぜなら、私たちはホームページを作ってお金をもらうだけの業者ではなく、利益を生むためのビジネスツールとして活用できるようにすることが仕事だからです。
単に安くホームページをつくりたいだけなら、ホームページ制作会社やWebデザイナーはいっぱいいます。
私たちは、クライアント様にメリットが無いご依頼をされた場合は別の方法を提案するか、極端なケースとしてご依頼自体をお断りすることもあります。
なぜなら、相手にメリットがないとわかっているのに、自分たちの利益だけのためにやる仕事は、結局うまくいかないですし、長続きしないとわかっているからです。
ちなみに、私たちから積極的に営業することはありません。
なぜなら、お客様に期待以上の成果を出せそうな場合のみお仕事を引き受けしている関係で、お役に立てそうにない場合はお断りさせていただくことも多いからです。
やはり、ビジネスは三方良しでなければ続けていけないと考えています。
ビジネスに先行投資は不可欠なもの?
経営者の仕事として、リスクをいかに少なくし、大きなリターンを得るかは醍醐味だと思いますが、Webマーケティングにコストを全くかけたくないという方がたまにおられます。
「SEOで集客したら広告費はかかりませんよね?」と言われることもありますが、SEOだけに依存するのはリスクが高いですし、広告は投資なので費用対効果を検証できればそこまでリスクは高くありません。
もし、ホームページ以外に予算を使ったほうが費用対効果が良い場合であれば
リニューアルせずに○○に広告費をかけたほうがいいと思いますよ。
社員さんのモチベーションを上げるために予算を使いませんか?
このようなアドバイスをさせていただいたこともあります。
なぜなら、私たちはホームページを作ってお金をもらうだけの業者ではなく、クライアントさまから「問い合わせが増えた!」など本当の目的で喜んでいただきたいので、どんな手段でも結果が出たほうがいいからです。
失敗した時に致命的なダメージを受けないことが大事
普通は、お店を出したりビジネスをしようとすると、ある程度の初期投資が必要なので、気軽にテストマーケティングを行うことは難しいものです。
これがインターネットを使ったビジネスであれば、そこまで費用をかけずにテストマーケティングをすることができます。
もし、新聞広告に何十万もかけて、電話が1本もならなかったらと考えると冷や汗が出てきますが、リスティング広告であれば、まずは10万円ほど広告を出して見て、反応が悪い場合はLPを変えたりできます。
改善を繰り返すことで、問い合わせは必ず増えていきます。
情報収集をしすぎて頭でっかちになるより、まずは自分でできることをやってみて肌感覚で経験することが大切です。
ホームページで結果を出したければ、すみやかに失敗するも大事。
こう話すと多くの方は驚かれますが、大切なのは、致命的なダメージを受けずに軽い失敗を早めに経験するということです。
実際に弊社にご相談いただいた中には3回ほどリニューアルに失敗し、これ以上、失敗ができない状態の会社も何社かありました。
立ち直れないぐらいのダメージを受けてしまうと、やり直しがきかなくなり、広告などの投資をする余裕もなくなります。
そこまで追い込まれる前に、何度かチャレンジできるぐらいの投資で小さな失敗をしておいたほうがいいという意味です。
失敗には、成功のヒントが必ず隠されています。
その経験を次に活かして成功すればいいだけです。
Webマーケティングは実際やってみないとわからないことが多いですので、検索順位の推移やリスティング広告のクリック単価など、事前にシミュレーションしていた数値と大きく変わることがあります。
事前のシミュレーションと大きく変わった時に、柔軟に施策を変え対応することがWebマーケティングでは重要です。