ネットビジネスで困っている人に必要とされたい
私たちは、ホームページのリニューアルやWebマーケティングで悩んでいる方に、気軽にご相談いただける会社でありたいと考えてます。
まるで、体の調子が悪い時に相談するお医者さんのような存在です。
そのようなことを考えていた時、ユニクロなどのアートディレクションなどで有名な佐藤可士和さんの著書の中にこのような言葉を見つけました。
アートディレクター=ドクター
現在、モノを売ることが難しいと言われている時代が続いています。
僕のところには、「そうした状況をなんとかしてほしい!」と焦燥しているクライアントからの依頼が少なくありません。
(中略)
アートディレクションというと、クライアントの持ち味に関係なく、虚飾のイメージを作り上げるのでは、と思われることもよくありますが、そうではないのです。
クライアントと綿密にコミュニケーションを重ねることで、答えが見つかる。それを的確に表現することで、商品と世の中もスムーズにコミュニケーションできるようになるのです。
たとえるならまさに、僕がドクターでクライアントが患者。漠然と問題を抱えつつも、どうしたらいいのかわからなくて訪れるクライアントを問診して、病状の原因と回復に方向性を探り出す。
〜佐藤可士和の超整理術(日本経済新聞出版社)から引用〜
つまり、自分の作品を作り上げるのではなく、相手の問題を解決する仕事をしているのだということを可士和さんは書かれています。
私がよく聞く不満として
ホームページを自社のビジネスに活用したいだけなのに、ホームページ制作会社に相談したら、デザインや難しい技術的な話ばかりされてよくわからない
このような事をお聞きすることがあります。
これは、「問診して、病状の原因と回復に方向性を探り出す」という顧客のための仕事ではなく、業者側が自己都合を押し付けているようなイメージです。
私たちは、最初はホームページの話は全くせずに
この商品はどのような人が買っているんですか?
お客様の感想としてはどのような内容が多いですか?
競合商品とどこが違うのですか?魅力は何だと思いますか?
など商品やお客様に関する事しか聞きません。 ページ数をどうするかとか、プログラムは必要かどうかとかは、最初のヒアリング段階では全く必要ないことだからです。
あくまでホームページをビジネスに活用できるようにすることで、お客様に喜んでいただけるのかを議論の中心に据えています。
結局、ホームページは情報を伝える手段でしかありませんので、その先にいる人(お客様)について理解しないと結果は出ないと考えているからです。