なぜ“成果報酬”でWebコンサルティングをやるようになったのか

成果へのこだわり
成果へのこだわり

ホームページを作って終わりの仕事への失望

私たちは“成果報酬型ホームページリニューアル”というサービスを、2006年から17年以上にわたり提供しておりますが、「なぜ、成果報酬というリスクが高いビジネスモデルでやっているんですか?」とよく聞かれます。

なぜかといえば・・・ホームページを作って終わりという仕事では、やりがいを感じることができなかったからです。

最初は苦戦しながらも、ホームページを成長させ売上に貢献することで、クライアントさまと一緒に喜び合うことが、私たちが本当にやりたい事だとある時、気が付きました。

ただ、私が独立した2003年当初は、普通のホームページ制作屋さんとしてスタートしました。
そのころは今ほど、ホームページ制作会社がなかった時代でしたので、広告代理店さんからの下請け仕事を中心に、月に10サイト以上のホームページをほぼ一人で制作していました。

次から次に、いろんな会社のホームページを作るのは、刺激的で楽しくもあったのですが、作った後はそのホームページがどうなろうと知らないという虚しさも感じてました。

転機となったのは、取引先のひとつであった広告代理店さんの倒産でした。 これまで、黙っていても仕事が次から次に入っていたのが急にゼロになり、ホームページを作って納品するだけの仕事に強い不安を感じたのです。

自分の強みを活かす「成果報酬」というビジネスモデルとの出会い

広告代理店さんからの仕事がゼロになり、時間的な余裕ができたことで、真剣に自分の強みは何なのかについて考えました。

ふとこれまでの仕事を思い返すと、企画やブランディングなどコンセプトワークから関わったホームページの中には、問い合わせが大幅に増えたり、マスコミに取材を受けたり、売上が大幅に増えたりと、成果が出たホームページが数多くあったのです。

ひょっとしたら、私の仕事の価値として、ホームページを作ることではなく、クライアントさまの魅力をどう見せるかを客観的に考えたり、公開後の広告や集客などをサポートしたり、実際に成果を出すことではないか?喜ばれることで、お互いが継続的に発展していける契約ならWin-Winになれないか?

そう考えたのです。
そこで、新規の仕事を取り続けるのに疲れていた私は、親しいクライアントさまにこのようなご提案をしました。

毎月、固定費でいただいてる保守費は必要ないので、成果報酬でコンサルティングさせていただけませんか?

最初は驚かれましたが、2006年当時、成果報酬でWebコンサルをやってる会社はほとんどありませんでした。 クライアント様と同じ立場とまではいきませんが、リスクをとって、「インターネット」を使ったビジネスの可能性を本気で試したいと思ったのです。

ありがたいことに、それからは1社また1社と結果が出て、それを自社のホームページで紹介すると、さらに全国からお問い合わせが増え、ご縁が広がっていったのです。 まさに、自分自身がインターネットを通して、ビジネスが広がっていく可能性を感じることができました。

あれから17年ほど時間は経ちましたが、当時と同じような気持ちで、インターネットを通じて生まれるご縁を大切にしたいと考えております。成果報酬というビジネスモデルを続けていきたいと強く思っています。

正直、普通にホームページ制作費やコンサル費をいただいたほうが、経営的にはラクで売上も増えてたかもしれません。

ただ、ホームページを作って終わりという仕事では、やりがいを感じることができなかった私には、ホームページを成長させ、売上を増やしていくことで一緒に喜びを分かち合える可能性に希望を感じているのも事実です。

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桑原 敬

この記事を書いた人

桑原 敬(Takashi Kuwahara)

代表/プロデューサー

2003年にフリーランスのWebディレクターとして独立。2006年に株式会社桑原敬事務所を設立し、数多くの企業Webサイトや通販サイトの構築やコンサルティングを手がける。
2006年からレベニューシェアでのWebプロデュースを軸としたビジネスを展開し、これまでコンサルティングを行ったクライアントの中には年商が10倍以上になった実績もある。現在はWeb以外の分野でも、働きかたプロデュースなど幅広い分野で活動を行っている。

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