PDCAは回したほうがいいと誰でも思っているはずです。
でも、忙しかったり、急ぎの仕事の対応をしていたらいつのまにかPDCAのことは忘れてしまっているという人も多いと思います。
そこで、なぜ私たちはPDCAを回すのか初心に帰って考えてみました。
PDCAの回し方
私たちは、クライアント様のホームページのアクセス状況や問い合わせメールをほぼリアルタイムで把握してます。
ホームページからのコンバージョンは生き物のように毎日変わりますので、アクセス数や質を随時把握することが大事です。
時間帯によるアクセス数の波や見られているページ、主要なキーワードの検索順位や広告のCPA単価などの推移を見続けることで変化に気づくことがあるからです。
もちろん、アクセス数が多いと嬉しいですし、問い合わせが沢山入ってきたらモチベーションは高まります。逆にアクセス数が少なかったり、なかなかコンバージョンが入らない時は悔しいものです。
ただ悔しがっていても何も変わりませんので、とにかくPDCAを回すことにしています。
ホームページからコンバージョン(問い合わせなど)が発生しないということは、ホームページや広告に何か原因があるはずですし、私たちの責任でもあります。
この時に、ただ確認して終わりではなく、仮説からどう改善していくかを考えます。
マーケティングの考え方として
- 空:空が曇っている(事実)
- 雨:雨が降りそうだ(解釈)
- 傘:傘を持っていくべきだ(行動)
というストーリーの立て方がありますが、Webマーケティングに置き換えると
- 事実:Aという商品のPVが減っている
- 解釈:そのせいで売上も下がっているのではないか
- 解釈:SEOの見直しとリスティング広告の改善を早急にしよう
このあたりまでは誰でも思いつくと思いますので、より効果のある改善を行うために、さらに細かい行動計画を立てていく必要があります。
- リスティング広告に◯◯というキーワードを追加して2週間テストしてみよう
→管理画面から部分一致でキーワードを追加して、同時にLPの改善も行う - ブログに◯◯のテーマでページを追加してみよう
→記事構成は◯◯さんが作って、外注のライターさんへ依頼する - 表示速度を早くするために、jsなどのソースの見直しを行う
→コーダーさんへ相談し、工数によっては費用対効果を検討
このように、PlanとセットでDoを考えておかないとうまくいきません。
もちろんChackとActionも忘れないように行っていくことが大事です。
なぜPDCAを回すのか
なぜ、そこまで手間やコストをかけてまでPDCAを回すのですか?
それは、私たちのビジネスモデルに関係があります。
私たちは、ホームページ更新費やリスティング広告の運営代行費などはいただかずに、成果報酬で売上を増やすためのサポートを行なうビジネスモデルでコンサルティングをしております。
だから、 クライアント様のホームページからの売上が増えないと弊社も売上が増えません。なので勝手にPDCAを回すのです。
これらは依頼をいただいての仕事ではありませんので、こちらで勝手に変更や追加をしたり、まるで自社のホームページのように行います。
実際はクライアント様のホームページではありますが、まるで自分たちのホームページのような気持ちで改善を行っています。
PDCAを回すことで確実にお問い合わせなどのコンバージョンが増えるとしたらワクワクします。
ただ、更新することが目的ではありませんので、必要がない場合や、うまくコンバージョンが獲得できている時はあえて何もしないこともあります。
問い合わせメールを確認する時が一番の幸せ
Webマーケティングの仕事をしていて一番何が楽しいですか?
そう聞かれた時には、
問い合わせメールを受信しているときです!
と答えます(笑)
朝、クライアントのホームページに入ったお問い合わせメールをまとめて受信する時が、最高に楽しいからです。(事前にクライアント様からの許可をいただいて、個人情報管理はちゃんと行った上で受信しております)
メールの件数もですが、質が高い問い合わせが入っていた場合は、ペルソナがばっちりあってるということなので、飛び上がりたいぐらい嬉しいです。
逆に、問い合わせが少ない日はものすごく落ち込みます・・・
落ち込んでいても何も変わりませんので、すぐにできるリスティング広告の改善を行ったり、1件でもコンバージョンを増やせるような改善はないか、ホームページを分析しながら、一喜一憂せずに改善を行うことにしてます。
関わるみんなが幸せになるためにPDCAを回すことが私たちの仕事だからです。