営業人材不足の時代。ホームページを24時間働く営業担当に!

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Webマーケティングシナリオ

「売上を伸ばすために営業担当を増やしたい」
多くの中小企業の経営者が考えることですが、今は営業人材を採用するのはかなり難しい状況になっています。
エン・ジャパンが実施した「企業の人材不足」実態調査によると、人材不足を感じる企業の30%が「営業職」の不足を訴えています。これは2位の技術職(21%)を大きく引き離す圧倒的な1位なのです。
実は最も採用が難しいのは営業職なのです。

営業人材に売上を依存するのはリスクが高い

そう考えると、「営業を増やして売上を伸ばす」という従来の考え方が、もはや通用しにくい時代だと言えます。人に依存した営業を行っている会社は、今後ますますリスクが高まっていくのです。

その理由についていくつかあげたいと思います。

リスク1. 採用できない、定着しない

営業人材を採用しようとしても、そもそも応募がないという会社は実際多いです。やっと採用できたとしても、育成に時間とコストがかなりかかります。

そして、今や転職が当たり前の時代ですので、やっと戦力になったと思ったら転職してしまいます。

採用コストも年々高騰しており、求人広告費、人材紹介会社への手数料、採用活動にかかる時間などは中小企業にとって、かなりの負担です。

リスク2. 属人化による顧客喪失

営業担当に依存するもう一つのリスクは、「属人化」です。

営業担当が顧客と個人的な関係性を持ってしまうと、その人が辞めた時に、顧客ごと他社に流れてしまう場合があります。

「あの人がいるから取引している」という関係性は、一見良好に見えますが、会社としては非常に危険な状態なのです。

リスク3. 会社の成長に影響が出る

一人の営業が対応できる顧客数には限界がありますので営業の人員数が、売上の天井になります。これでは、成長しにくいビジネスモデルと言えます。

中小企業は人に依存しないビジネスモデルでないと今後生き残れない

ここで、私自身の話をさせてください。

実は私の会社は社員を雇っていません。デザインやプログラムなど専門的なことは外注さんに依頼しますが、基本的にはAIを活用して事業を回しています。

なぜこのスタイルを選んだのか。理由は明確です。

20年以上前から中小企業が今後、人を採用し続けることは極めて難しくなると考えていました。であれば、最初から人に依存しないビジネスモデルにする方が、リスクが少ないと考えたからです。

人手不足は、今後さらにひどくなっていくと思います。日本の少子高齢化は止まりませんし、採用競争も激しくなる一方で、中小企業が条件面で大企業に勝てるわけがありません。

だからこそ、「人に依存しない集客や売上の仕組み」を持つことが、中小企業が今後生き残っていくためには必要不可欠なのです。

ホームページを「24時間働く営業担当」にする発想

では、営業人材を採用できない中小企業が、どうやって売上を伸ばせば良いのでしょうか。

ひとつの考え方として、「ホームページを営業担当にする」ことを検討してみましょう。

営業担当としてのHPの役割

実はホームページは、営業の仕事を代替できます。

1. 集客

  • 検索エンジンなどから見込顧客を集客する
  • ブログ記事など関心を持ってもらう
  • 資料ダウンロードやウェビナーで接点を作る

2. プレゼン

  • 商品・サービスの特徴や強みを理解してもらう
  • 導入事例で具体的なイメージを持ってもらう
  • よくある質問に事前に答えておく

3. 商談サポート

  • 競合との比較表を提供
  • 資料や動画で説明をいつでも見られる
  • 詳細なスペックや仕様を確認できる

4. クロージング支援

  • 価格や導入の流れをクリアにする
  • 問い合わせや資料請求のハードルを下げる
  • 導入までのステップを分かりやすく紹介する

つまり、ホームページは「24時間365日、休まず働く営業担当」になり得るのです。

営業とHPの役割分担が鍵

ただし、ホームページがすべてを代替できるわけではありません。最終的な契約や、複雑な提案は、やはり人間が行わなければなりません。

すべてをホームページにやらせようとするのは無理がありますが、役割を分担することで、人は成約率を高めるための営業に集中できるようになります。

ホームページの役割:

  • 見込み客を集める
  • 基本的な情報を提供する
  • 興味のある人をスクリーニングする

人の役割:

  • HPで興味を持った相手と商談する
  • 個別の課題に対応する回答
  • 信頼関係を作りクロージングする

この役割分担により、無駄な飛び込み営業や、見込みの薄い顧客へのアプローチに時間を使う必要がありませんので「本命案件」に集中できるようになります。

実は今、営業専任者を置かずに誰でも営業の役割をする中小企業が増えています。

なぜ営業専任でなくても成果が出るのかというと、ホームページが事前に営業を行っているからです。HPがすでに見込み客を集め、基本的な説明を済ませてくれている状態なら、営業経験が少ない社員でも、HPを見て興味を持っている相手となら、自信を持って話ができます。

営業替わりになるホームページとは

どうすればホームページを営業替わりに使えるようになるのか整理しました。

大事なのは、単に問い合わせの数を増やせば良いわけではないということです。

最初は、ただ問い合わせ数が増えたら嬉しいものですが、薄い問い合わせだけ増えても、成約に結びつかなければ意味がありません。むしろ、対応時間だけが増えて、営業の負担が増えてしまうだけです。

重要なのは、「成約の可能性が高い」「質の高い」問い合わせを増やすことです。

そのためのホームページ設計の流れとして

ステップ1:見込み客が抱える課題を明確にする

まず、あなたの会社のターゲット顧客は、どんな課題を抱えているのかを明確にします。

  • どんな悩みを持っているか
  • どんな言葉で検索しているか
  • 何を知りたいと思っているか

これを深掘りすることが、すべての起点です。

ステップ2:質の高いコンテンツを緻密に設計する

次に、その課題を解決するコンテンツを用意します。

ここで重要なのは、集客戦略とコンテンツの質を緻密に設計することです。

私たちが支援する際には、以下のような点にこだわっています。

コンテンツの質

  • 表面的な情報ではなく、深い洞察を提供する
  • 実際の事例や具体的な数字を示す
  • 「この会社は信頼できる」と感じる内容

集客戦略の設計

  • どのキーワードを中心に、どんな人を集めるか
  • どの段階の見込み客に、どんな情報を見せていくか
  • 問い合わせまでの導線をどう設計するか

これらを綿密に設計することで、質の高い見込み客を集めることができます。

ステップ3:問い合わせ・資料請求のハードルを適切に設定

問い合わせのハードルを下げすぎると、薄い問い合わせが増えます。逆に高すぎると、本来の見込み客も離脱してしまいます。

適切なのは、段階的なアプローチです。

例えば:

  1. まずはお役立ち資料のダウンロード(ハードル低)
  2. 次にセミナーやウェビナーへの参加(ハードル中)
  3. そして個別相談や見積もり依頼(ハードル高)

このように、段階を設けることで、見込み客の温度感に応じた対応が可能になります。

ステップ4:営業が使いやすい資料をHPに用意

ホームページに、営業が商談で使える資料を用意しておくことも重要です。

  • 商品・サービスの比較表
  • 導入フローの説明
  • 価格表(出せる範囲で)
  • 導入事例の詳細

これらがあることで、営業担当者は商談をスムーズに進められます。また、見込み客が事前に理解を深めていれば、商談時間も短縮できます。

【実例】月30件の問い合わせで売上1億円近くを実現したBtoB企業

当社のクライアントに、ホームページを営業の武器にして成果を上げている企業があります。

このBtoB企業で、社員はわずか1名。社長自身が営業から業務までを担当されています。

一見すると、少ない人数で限界がありそうに思えます。しかし、この企業は売上1億円近くを達成しているのです。

なぜこれが可能なのかというと、HPが営業の土台を作っているからです。

この企業のホームページからは、毎月30件以上の問い合わせがあります。重要なのは、その問い合わせの質です。HPで十分に情報を得た上で問い合わせてくる顧客は、すでに一定の理解と興味を持っています。

結果として:

  • 商談がスムーズに進む
  • 成約率が高い
  • 1件あたりの商談時間が短い

だからこそ、少ない人数でも高い売上を実現できているのです。

人に依存しない売上の仕組みがある強み

この企業は、営業担当を何人も抱えているわけではありません。しかし、ホームページという「24時間働く営業担当」がいるからこそ、安定した売上を作れています。

仮に営業担当を雇っていたとしたら、その人が辞めた時点で売上が大きく落ち込むでしょう。しかし、ホームページを軸にした仕組みなら、人の入れ替わりにビクビクしなくてすみます。

これこそが、「人に依存しない売上の仕組み」です。

今からでも間に合う。営業依存からの脱却を

営業人材の採用が困難な今、従来の「営業を増やして売上を伸ばす」という戦略は限界に達しています。

中小企業が今後も成長し続けるためには、人に依存しない営業の仕組みを作ることが必要です。その鍵となるのが、営業ツールとしてのホームページです。

ホームページを「24時間働く営業担当」として機能させることで、先ほど紹介した当社クライアントのように少ない人数でも、安定した売上を作ることができます。

ただし、ホームページを営業の武器に変えることは、すぐに成果が出るものではありません。コンテンツの蓄積、検索エンジンでの評価、見込み客との信頼構築。これらにはどうしても時間がかかります。

だからこそ、すぐ始めることが重要です。早く始めた企業ほど、コンテンツが資産となり、競合との差別化につながります。

私たちは、中小企業のホームページを「営業の武器」に変える支援を行っている会社です。もし、売上を人に依存しない営業の仕組みを作りたいとお考えなら、ぜひ一度ご相談ください。

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桑原 敬

この記事を書いた人

桑原 敬(Takashi Kuwahara)

代表/プロデューサー

2003年にフリーランスのWebディレクターとして独立。2006年に株式会社桑原敬事務所を設立し、数多くの企業Webサイトや通販サイトの構築やコンサルティングを手がける。
2006年からレベニューシェアでのWebプロデュースを軸としたビジネスを展開し、これまでコンサルティングを行ったクライアントの中には年商が10倍以上になった実績もある。現在はWeb以外の分野でも、働きかたプロデュースなど幅広い分野で活動を行っている。

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